六大学野球雑感

卒論やる気がしないので、土曜日に見に行った六大学野球終戦対立教戦についてちょっと。


立教 010 000 000 002 3
東大 000 000 001 000 1


ものすごくいい試合だったのだけれど負けは負け。人生で初めて東大の勝ち試合が見られると思って期待したのだが、最後は弱小校の典型的な負けパターンだった(11回の裏に好投していた先発に代打→12回の表に出てきたリリーフが四球&暴投で決勝点)。


好投していた東大先発のM君を見るにつけ、やはり野球は投手だと実感。大学・高校野球レベルなら130k台の速球+変化球1種類でストライクがとれる投手がいれば試合をつくれるのではないだろうか。


あとやっぱりセンターライン(捕手・投手・遊撃手・センター)を揃えることは大事。この試合ではその誰もに光るプレーがあって、それで流れを引き寄せていた。




ついつい応援に力が入り、高校球児だった頃の自分を思い出したのだが、やはり自分が所属しているコミュニティのチームって応援したくなる。あんなに「勝って欲しい」と強く願いながら応援したのは久しぶりだった。学生席無料の効果もあっただろうけど、立教側に比べて倍近くの観客が、雨が降りしきる中最後まで観戦していたのは感動的だった。東大生としてあんなに一体感を感じたのは初めてである。


ああいう試合を見にくるOBとかを「どうせノスタルジーに浸ってるだけでしょ」とバカにし続けてきたけど、かつて自分が青春を捧げた場所に「帰る」という行為は人生を生きていく上で必要なことだと思う。やっぱり「ホーム」は必要なのだ。