針路

[Monologue]
帰国2か月、ここなら就職してもいいかなーと思っていた会社が一社だけあって就職活動していたのですが、最終まで行った挙句に落とされました。そもそもこの不景気の中で一社しか就活しないあたり「調子に乗んなよ」とお怒りの方も多いかもしれませんが、あまり行きたくないor別に興味もない会社の夏採用で嘘八百を並べてうかっても将来のタメにならないと考え、自分の考えのままにやってみました。


思えば7回の面接を通して2回尋ねられた「ウチでどんな風に働きたいの?」という質問に対して、すっきりと答えられなかったのがいけなかった。働く姿勢に対する具体的・抽象的イメージに欠けていることが白日の下に暴かれてしまいました。おそらくは学部5年目に入った現在でも働くことに対する強い動機が無いのが最大の敗因だったように思います。


他に敗因があるとすれば、自分が結局物事の枝葉末節しか見ていないということでしょうか。最後の最後で抽象論議に敗れ去ったのは、この4年ちょっと、いかに自分が瑣末な具体論に囚われ続けていたかを再確認させてくれました。いい加減なんとかしないとなー。


無論人材面のマッチングという要素もあるでしょうし、そんなに落ち込んではいません。どこを受けていたかも喋りまくっていたので、ぜひぜひネタにしてやってください。


というわけで大学院(駒場)への進学を目指します。就職ダメだったから院というある種最悪のケースかもしれませんし、院一本の方には大変失礼なやり方かもしれませんが、まずは卒論をきっちり仕上げて、受かればその後2年間勉学に励みたいと思います。帰国前は本郷の院への出願も考えていましたが、ちょっと体力が限界にきているので乗鞍で英気を養ってこようと思います。


P.S アドバイスくださった皆さん、ありがとうございました。